お金はどうやって手に入るの?親子で学ぶ「お金の流れ」

こんにちは。今回は、「お金はどうやって手に入るの?」というテーマでお話しします。
お子さんに「なんでお金ってもらえるの?」と聞かれたことはありませんか?
このブログでは、大人も子どもも一緒に「お金の流れ」をわかりやすく学びます。

「お金の流れ」が分からなければ、お金は出て行くばかりです。

資産と負債の違いは以前のブログでお伝えしました。まだ見ていない方はこちらの記事をどうぞ。

お金持ちになるって必要?〜お金が貯まる人となくなる人の違いって?〜
お金持ちになるにはどうすればいい?子どもにもわかるように、資産と負債の違い、お金が貯まる人の考え方をやさしく解説します。

では、お金の流れを学んでいきたいと思います。

お金が手に入る方法(収入)

自分の元に入ってくるお金のことを「収入」と言います。主な収入の種類は下記のとおりです。

① 働いてもらう(給料収入)

多くの大人がしているのが「仕事をしてお金をもらう」ことです。
たとえば、先生は勉強を教えることで、工事の人は建物をつくることで、会社員は会社の役に立つことで、お金(給料)をもらいます。

会社やお店で働いた対価としてもらえるお金が「給料所得」です。

仕事をする → 会社に貢献→ お金をもらう

② 商品を売ったりサービスをして得るお金(事業収入)

お店では、物やサービスを売ってお金をもらいます。

・パン屋さんはパンを売ってお金をもらいます。
・美容師さんは髪を切ってあげるサービスでお金をもらいます。
自分が持っている商品や技術を人に「わたす」ことでお金を手に入れます。

自分でお店やサービスをして得るお金が「事業所得」です。

サービス提供→人の役に立つ→お金をもらう

③資産が働いてくれて得るお金(資産所得)

お金を使って収入を得る方法。

・株での配当金(会社が出した利益の一部を、株を持っている人に分けてくれるお金のこと)
・家賃収入

お金やモノが働いてくれて得られるお金が「資産所得」です。

④偶然や一時的にもらえるお金(臨時収入)

いつももらえないけど、たまたまもらえたお金が「臨時収入」です。

お年玉、宝くじの当選、プレゼントのお金等

⑤国や自治体からもらえるお金(公的収入)

国や市町村など、政府からもらえるお金が「公的収入」です。

簡単に言うと、国や市町村がお手伝いとしてくれるお小遣いや支えのお金のこと。

お金を使うこと(支出)

お金は「もらう」だけじゃなく、「使う」こともありますよね。この「使うこと」を、「支出」と言います。

たとえばどんなもの?

支出にはいろんな種類があります。日常でよくある支出を見てみましょう。

  • 食べ物を買う(食費)
  • 電気・水道などの料金(光熱費)
  • スマホ代(通信費)
  • おもちゃを買う(娯楽費)
  • 学校や習いごとのお金(教育費)

お金の流れを考えてみよう

以前、説明した資産と負債から収入と支出のお金の流れを説明していきます。

資産からのお金の流れ

資産→収入

資産はお金を産んでくれるものです。資産をたくさん持っている人がお金持ちになります。

支出からのお金の流れ

負債→支出

負債はお金を取っていくものです。例えば借金やローン等があります。負債をたくさん持っている人はお金がたくさん出てしまいます。お金持ちになるには負債を持たなことが近道です。

貧乏な人のお金の流れ

仕事→収入(給料)→支出

貧乏な人のお金の流れは、仕事で得た収入(給料)から支出として外に出る。収入で得たお金が資産(貯蓄)に行かないため、いつまで経ってもお金は貯まらず、支出が大きくなるとお金が払えなくなる恐れもある。

一般的な家庭のお金の流れ

仕事→収入(給料)→負債→支出→※余れば資産

一般的な家庭のお金の流れは、仕事で得た収入(給料)をまず負債の返済に回し、残ったお金で生活(支出)する、余れば資産として貯蓄の流れです。途中の負債がなければ資産にもっと多く回すことができるのでお金持ちに近づくことができるが、負債を資産だと思っているうちは、負債を無くすことは厳しいです。

お金持ちのお金の流れ

資産&仕事→収入→支出→資産

お金持ちのお金の流れは、収入源が大きく2つあります。資産と仕事です。そこから収入を得て支出に流れます。残ったお金を資産に回すことで、より大きな資産にすることができます。

貧乏な人と一般的な家庭の違いは、

  1. 資産からも収入を得る
  2. 負債を持たない
  3. 資産を大きくすることにお金を使う

✅ まとめ

  • お金を手に入れる方法(収入)には、5つの種類があります。
    1. 働いて得る(給料収入)
    2. 商品やサービスを売って得る(事業収入)
    3. 資産が生み出す(資産収入)
    4. 偶然もらえる(臨時収入)
    5. 国などからもらえる(公的収入)
  • お金は使う(支出)こともあります。代表的な支出:食費・光熱費・通信費・教育費など。
  • お金の流れには違いがあります:
    • 貧乏な人:仕事 → 給料収入 → 支出(資産を持てない)
    • 一般的な家庭:仕事 → 給料 → 負債返済 → 支出(余れば資産)
    • お金持ち:資産&仕事 → 収入 → 支出 → 残りでさらに資産を増やす
  • お金持ちになるポイント:
    • 資産からの収入を得ることを考える
    • 負債(ローン・借金)をできるだけ持たない
    • 資産を大きくするためにお金を使う

お金は「使い方」も「もらい方」も学びが必要です。
子どもと一緒に、将来につながる「お金の流れ」を考えてみましょう!

💡今日の問いかけ

「あなたは、どんな方法でお金を手に入れたいですか?」
働くこと?自分のお店?それとも、お金が働いてくれるしくみ?
おうちの人と一緒に、お金の流れを話してみよう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました