選挙ってなに?

子どもと学ぶ、リーダーを決める大切な仕組み

こんにちは。

今回は、ニュースや社会でよく聞く言葉を「選挙」というテーマで、話していきます。

選挙とは一言で言うと、「国民の代表を決めるビックイベント」です。選挙には種類が多くあるため難しいですが、詳しく説明していきます。

なぜ選挙があるのか?

日本は民主主義の国です。「国民から選ばれる」以上の平等かつ正しいことはありません。そのため国民の代表を選ぶ「選挙」は重要なイベントです。

そして国会議員には国民の意見を広く反映させるため「衆議院」と「参議院」に分かれています。また、議員の選び方も違います。

選挙用語って難しいですよね?大人でも分からない言葉が多くあると思います。投票日の夜テレビが選挙番組になって知らない用語がたくさん飛び交い、何を言っているのか分からない。なんて経験をした方も、用語を理解すれば更に選挙を詳しく理解できます。

どんな選挙があるの?

衆議院」と「参議院」で選び方が違います。

衆議院選挙

  • 衆議院の任期(定まった期限)は4年 ※解散があるため、実際には4年以内に1回、選挙がある。
  • 常に全員を入れ替えるため、一般的には「総選挙」と呼ばれる。

参議院選挙

  • 参議院の任期は6年。
  • 選挙は3年に一度、半数を入れ替える形で進められる。
  • 衆議院と違い解散はなく、3年に一度、7月になると必ず選挙があるため「通常選挙」と呼ばれる。

共通

  • 選挙権は18歳以上
  • 一人1票

選挙制度は主に「選挙区」と「比例代表」の2つ

選挙制度は大きく「選挙区制」と「比例代表制」に分けられています。

選挙区制

選挙区ごとに、投票用紙に代表にしたい人の「氏名」を書いて投票し、投票数が多かった人を代表にする選挙制度

比例代表制

投票用紙には「政党名」を書き、「政党ごとの議席数」を決定したうえで、個々の代表を決めていく選挙制度

※1「政党」…同じ考えを持つ人たちのチーム ※議席数…選ばれる議員の数

 

📝 まとめ:選挙ってなに?

項目 内容
選挙とは? 国民が「代表(リーダー)」を選ぶ大切な仕組み。
なぜあるの? 日本は「民主主義」の国。みんなの意見を反映するため。
代表を決める場所 国会(衆議院と参議院)で話し合い、法律や予算を決める。
選挙の種類 衆議院選挙(最大4年ごと・総選挙)
参議院選挙(3年ごと・半数ずつ)
選挙に参加できる人 18歳以上の国民。1人1票まで。
選び方の種類 ・選挙区制:人の名前を書く選び方
・比例代表制:政党の名前を書く選び方
政党とは? 同じ考えを持った人たちのグループ。
議席数とは? 国会のイスの数。多いほど意見が通りやすい。

💡 ポイント!

  • 選挙は「だれかが勝手に決める」ものではなく、「国民みんなで決める」こと。
  • 難しい言葉が多いけれど、知っていくとニュースもわかるようになる。
  • 将来18歳になったら、きみも選挙に行って、日本の未来を選べるようになる。

今日の問いかけ

もし君が1つイス「議席」を持っていたら、どんなルールを作りたい?

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