子どもと学ぶ「資産」と「負債」の違い
こんにちは。
今回は、「お金持ちになることって大事なの?」というテーマで、「資産」と「負債」について考えてみましょう。
まず、お金持ち=幸せとは限りません。人生には友人や家族、恋人、婚約者…等、沢山のお金では買えない出会いがあります。しかし私たちが生活していくのにお金がないと生活できないのも真実です。
自由な選択ができる人生を送るためにもお金は必要です。
そこでまずお金に困らない人生を過ごすために、お金持ちになるためには、という事で考えていきたいと思います。
皆さんは「資産」と「負債」の説明ができますか?
答えは…
「資産」…持っているだけでお金を生み出したり、価値が残るもの
「負債」…持っていることでお金が減ったり、支払いが発生するもの
つまり、
資産を沢山持っている人がお金持ち
負債を沢山持っている人は貧乏な人
だからみんながお金持ちになるには負債を持たないで資産を沢山持たないといけない。
そのためには、資産と負債の違いを分からないといけないです。では詳しく説明していきます。
「資産」とはなに?
「資産」…持っているだけでお金を生み出したり、価値が残るもの
この説明で初めに思いつく「資産」は、何がありますか?考えてみましょう。
- お金
- 株や投資信託、仮想通貨、国債
- 家、車
- 価値のあるもの(金、ダイヤ、ブランド品等)
- スキルや知識
上記のものが、思いつくと思います。間違いではありませんが、正解でもありません。
もう一度「資産」の意味を考えてみてください。
「資産」とは、持っているだけでお金を生み出したり、価値が残るものを言います。
つまり「資産」とは、特定の「もの」ではなく、「数字」で決まります。そしてその数字の意味とは、私たちのポケットに数字というお金を入れてくれるもの全てが「資産」とういう事になります。
そしてお金持ちとはこの「資産」を沢山持っている人を言います。
「負債」とはなに?
「負債」…持っていることでお金が減ったり、支払いが発生するもの
では「資産」の時と同じように思いつく負債を考えてみましょう。
- 借金で買った家や車
- 分割払いのスマホやゲーム機
- 車
- クレジットカードの未払い分
他にも沢山ありますが、将来にわたって「お金が出ていくもの」は全て負債です。つまりお金の敵になります。
そして貧乏な人とは「負債」を沢山持っている人のことです。
家とか車は資産じゃないの?
これはよくある質問です。
ここまで読まれた方は答えが分かりますよね?
もし分からない場合は、この質問で考えてみてください。
自分が住む家や車は「お金を生み出しますか?」
この質問に、Yesなら「資産」Noなら「負債」です。
もちろん買った時以上の金額で売れる、他人に貸してお金を生むなど、お金が増える場合もあります。その場合は「資産」と言っても構いません。
つまり大きな家に住んでいる人やかっこいい車に乗っている人がお金持ちではないのです。
お金持ちになる人のちがいは?
お金持ちになる人は、
「資産」を増やして、「負債」を減らす
この2つをしっかり理解して行動している人です。
この違いをしっかり理解しないと、いくらお金を稼いでも、お金は底の空いたバケツの中の水のように全然たまりません。
では、どのくらい「資産」を持てば、お金持ちになるのでしょうか。
どんな人がお金持ちなの?
お金を持っている人とはどんな人でしょうか?
- 医者
- 弁護士
- 芸能人
- プロスポーツ選手
- パイロット 等々
他にも沢山の職業があります。もちろん上記の職業の方はお金を沢山稼ぐかもしれません。
「お金を稼ぐ力」これも「資産」です。(お金を生み出す)
しかし、1億円稼いでも、2億円使う生活ならどうでしょう?
お金は貯まりますか? 生活できなくりますよね?
私たちは生活する上でお金を使います。生活するのに必要なお金以上に「資産」があれば困りませんよね。
つまり、「生活するためのお金」<「資産」
この状態がお金持ちという定義です。
どんな仕事をしているのか、いくら稼ぐのかは、関係ありません。
お金持ちを目指すには、生活するための必要なお金以上の「資産」を手に入れましょう。
まとめ
- 自由な選択ができる人生を過ごすためにもお金は必要
- 資産=持っているとお金が増えるもの
- 負債=持っているとお金が減るもの
- 「資産」を増やして「負債」を減らす
- お金持ちになるには、生活するための必要なお金以上の「資産」を手にいれる
今日の問いかけ
「これって資産かな?負債かな?」
お金を使う時、そうやって考えるクセをつけよう。
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