こんにちは。今回は「運(うん)」について考えてみましょう。
「あの人は運がいいね」「自分は運が悪い」そんな言葉をよく耳にしますが、運ってなんでしょう?
実は、運は目に見えないけれど、人生にとってとても大事な考え方なのです。
運ってなに?
「運」は、簡単に言うと「自分ではコントロールできない出来事の流れ」です。
たとえば、ジャンケンで勝ったり、偶然ほしい物が手に入ったりすると「運がよかった」と感じます。
でも、運は本当に「偶然」だけで決まっているのでしょうか?
運は「いい」か「悪い」で表現するものではありません。これは、ある本での紹介ですが、
「使う」と「貯める」で表現するものです。
運は貯めてから使う
運は先に「貯める」があって、ある程度貯まったら「使う」ができます。人によって、少し貯めてから使う人もいれば、大きく貯めてから使う人もいます。
「運がいい」と思われている人は、運が貯まったから使っただけです。
運を貯めてもないのに「使えない」「あいつはずるい」って言う人が多いです。そうではなくて、貯まった運を使う時、周りから「ついてる」や「運がいい」と見られたり、言われたりします。
努力すると運がよくなる?
とにかく努力しても報われない時は、運が貯まっている時です。努力してすぐ結果が出たり、何かいいことが起こったりする人は、貯めた運を小出しに使っているだけです。同じだけ努力したのに結果が出なかった人は、その分、運を貯めたので、あとでもっといいことが起きます。
また、努力していると、たくさんの経験が積まれて「チャンス」に気づきやすくなります。この「チャンス」は、「運のきっかけ」です。
つまり、ただ待っている人よりも、運がよく見えていい運のきっかけをつかみやすくなります。
努力 × チャンス(運のきっかけ) = 成功 という言葉もあります。
運が良くなる方法はある?
運が良くなる方法は「上機嫌」でいることです。
上機嫌でいないと、運のきっかけを感じるアンテナは働きません。アンテナが働かないということは、運のきっかけを見つけることはできません。
これからの人生いつ何が起きるか分かりません。その時は何気ない事が、終わってみれば人生を変える大きな出来事だったということは大人はみんな経験しています。その大きな出来事を良いものにするためにも、常に「上機嫌」にいることが大切です。
親子でできる「運を貯める習慣」
- 毎日「ありがとう」を3回言う
- 小さなことでもチャレンジしてみる
- 誰かを助ける行動をしてみる
- できたことを「自分でほめる」
- 常に上機嫌でいる
こうした日々の習慣が、じわじわと「運を貯める」につながっていきます。
まとめ:運は貯めて使うもの
運は「いい・悪い」ではなく、「貯める・使う」と考えると、人生の出来事の捉え方が変わります。
努力しても結果が出ないときは、運を貯めている最中。焦らず、自分の行動を信じましょう。
運は見えないけれど、正しい努力を続けている人に、きっと「使う時」がやってきます。
今日も小さな良いことを積み重ねて、未来の大きな幸運につなげていきましょう。
今日の問いかけ
- 「運がいい人」って、どんな人だと思う?
- 努力してもうまくいかないとき、どう思う?
- 自分の「運」を育てるために、どんなことができるかな?
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